知っているようで知らない健康と栄養にまつわる知識をクイズ形式でご紹介。
新たな発見があるかもしれません。あなたの周りの人にもシェアして、一緒に力試しをしてみましょう！
解説：
国が目標として推奨している日本の成人1日あたりの野菜摂取量は350g。それに対し平成29年の調査での平均値は288.2g、残念ながらその目標量には届いていないのが現状なんです。年代別に摂取量を見てみると、60代以上は平均300～320g前後なのに対し、20代と30代では男女共により少ない傾向が見られます。中でももっとも摂取量が少ないのは、男性では30才代、女性では20才代でした。ちなみに一番野菜を食べている都道府県はどこだと思いますか？ 平成28年の調査で男女共に都道府県別の野菜の摂取量平均値で1位となったのは長野県です。長野県は最近では長寿県としても知られるようになり、その食生活や生活習慣が注目を集めていますが、野菜の摂取量も大いに関係しているといえそうです。
野菜には私たちのカラダになくてはならないビタミンやミネラル、生活習慣病予防にも大切な食物繊維など重要な栄養素が含まれています。忙しい日々を送る中で目標量の野菜を毎日しっかり摂るのも難しく、ついつい栄養バランスよりも好みや味（おいしさ）重視になってしまうことも。なかなか栄養バランスがとれないなーと感じたら、サプリメントという選択肢も思い出してみてください。
参考：平成29年「国民健康・栄養調査」/平成28年「国民健康・栄養調査」
