健康・栄養クイズ | 06

知っているようで知らない健康と栄養にまつわる知識をクイズ形式でご紹介。 新たな発見があるかもしれません。あなたの周りの人にもシェアして、一緒に力試しをしてみましょう!

Q. 牛肉、あじ、えのき茸を100gあたりのビタミンB1の含有量が多い順に並べるとどうなるでしょう?


A.えのき茸→あじ→牛肉

解説:

えのき茸の白くて細い姿からは、あまり栄養がなさそうなイメージをもつ方も多いのではないでしょうか? なんとなく鍋料理に入っていたり、料理の付け合わせにあったりと、単なる脇役のイメージが強い食材ですが、意外と栄養豊富。えのき茸にはビタミンB1をはじめ、ビタミンB2や食物繊維などが多く含まれています。
ビタミンB1は、最初に発見されたビタミンといわれています。ビタミンB類は補酵素といって、栄養素の代謝に関わる酵素の働きを助ける役割がありますが、ビタミンB1は主に炭水化物の代謝促進を担っています。つまり、糖質をエネルギーに変換するうえで欠かせないビタミンなのです。そのため、ビタミンB1が不足すると疲労感を感じやすくなるといわれています。えのき茸だけを100gも摂ることは少ないかもしれませんが、料理の名脇役として積極的に摂り入れてみましょう。

参考:生100g当たりのビタミンB1量*
えのき茸=0.24mg あじ=0.13mg 牛肉(バラ)=0.04mg

 

*文部科学省「食品成分データベース」より

 

 

参考:新生活普及協会「サプリメント管理士」テキスト