<Press Release>

2024年3月6日

 

ニュースキンジャパン株式会社
「ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金」
2023年度 活動報告

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告1

ニュースキンジャパン株式会社は、「ニュー スキンジャパン フォース フォー グッド基金」(以下FFG基金)の2023年度における活動状況を報告いたします。
FFG基金は、未来を担う子どもたちを支援するためにスタートし、会員と社員による寄付が継続的に行われています。また、会社は全製品の売上利益の1%をFFG基金に寄付する「One for Smiles」という取り組みも継続的に行っています。
2023年度(1月~12月)にFFG基金へ寄せられた寄付金は8,399万2,265円となり、基金設立からの累計寄付金額は13億円を超えました。

 

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告2

 

2023年は、「フォース フォー グッド活動」を通じた東日本大震災 被災地や児童養護施設、マラウイ共和国などの子どもたちへの食糧・教育支援のみならず、「サステナビリティ(継続可能な環境)への取り組み」として、霧多布湿原の保全や空き容器を回収する活動なども継続しました。ニュー スキンジャパンは、今後も子どもたちや地球の未来のためにさまざまな活動を実施していきます。

 

 

【フォース フォー グッド活動】

子どもたちの笑顔のために、「Force for Good~人々がより豊かになるための力となる」という理念を形にする活動を行っています。子どもたちがのびのび過ごせるよう、「食」と「教育」につながる支援を続けています。

 

 

東日本大震災 被災地への継続支援

2011年に発生した東日本大震災で被災した子どもたちへ奨学金を寄付するなど、被災地で今も必要とされるさまざまなニーズに沿った支援を継続的に行っています。

【累計寄付金額(2011年~2023年)3億3,818万6,607円】

 

① キッツ フォー キッズ

 

被災地の子どもたちに文房具セットをつくって届けるための活動。6月2日、5日、7日、東京エクスペリエンス センターと本社オフィスにて実施しました。3日間で計63名の会員と社員が、コットン製のオリジナル エコバッグに、ニュースキン製品の空き容器をリサイクルしてつくったペンケースと鉛筆キャップや鉛筆、オリジナル タンブラーなどを詰め合わせ、計2,000個のギフトを作成しました。完成した文具セットは、ニュースキンが学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」の導入支援をしている小学校7校に寄贈、うち1校には7月4日に訪問し直接子どもたちに届けることができました。

(2023年度寄付金額 283万8,132円)

 

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告3

② クリスマス ギフト プラン

 

被災地の子どもたちにお菓子をラッピングして届けるための活動。12月6日、11日、東京エクスペリエンス センターと本社オフィスにて実施。会員、社員のほかにスペシャル ゲストとして、プロダクト アンバサダーを務めるプロフィギュアスケーターの浅田 舞さんと、ニュースキンジャパンが支援しているプロゴルファーの永井 花奈さんが駆けつけ、2日間で計76名でボランティア活動を行いました。
会場では皆で協力しながら、ニュースキン製品の空き容器をリサイクルしてつくったペンケースと鉛筆キャップ、さらに鉛筆や7種類のお菓子をコットン製のオリジナル エコバッグに詰めました。完成した2,000セットは、学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」を導入している宮城県・福島県の小学校4校の子どもたちのほか、認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンを通じて、福島県・神奈川県にある児童養護施設 10施設の子どもたちに贈られました。

(2023年度寄付金額 286万1,902円

 

③ 被災した子どもたちへの奨学金

 

津波のため亡くなった会員の子どもへ、義務教育終了までの寄付(1名当たり1ヵ月3万円)を2011年末から継続して実施しています。2023年度の対象者は2名となりました。

(2023年度寄付金額 72万円)

 

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告4

 

 

セカンドハーベスト・ジャパンを通じた食糧支援等

「支援を必要としている子どもたちに直接届けたい」という願いから、2006年より日本初・最大のフードバンク、認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン(以下2HJ)を継続的にサポートしています。さまざまな理由で破棄される食品を引き取り、児童養護・母子支援施設、ひとり親世帯等に2HJを通じて届けるなど、支援を必要としている子どもたちへ食糧や学びの場を提供しています。

【累計寄付金額(2006年~2023年)4億8,440万円】

 

 

栄養を届ける支援

① 子どもたちへ食糧支援

 

児童養護施設やひとり親世帯で暮らす7,000名の子どもたちへ食糧を届けるため、毎月150万円の寄付とボランティア活動に参加しています。

(2023年度寄付金額 1,800万円)

 

② フード フォー キッズ

 

貧困率が高く、食の支援の必要性・緊急性を要しているひとり親世帯へ、ニーズの高い米・調味料などを箱詰めして提供しています。ひとり親世帯300世帯を隔月でサポートし、年間で1,650箱の食品パッケージを届けました。

(2023年度寄付金額 730万円)

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告5

③ フードドライブ

 

食の支援を必要とする人たちへ食料品を寄付する「フードドライブ」を6月1日~30日、11月13日~12月25日の2回、全エクスペリエンス センター*1と本社オフィスにて実施しました。「もったいない」を集めて「ありがとう」に変えるこの活動に、会員・社員から合計2,054個(1回目:1,223個、2回目:831個)の善意が集まり、2HJを通じて、「フード フォー キッズ」の利用者をはじめ、食べ物を必要としている人々に届けました。また、2回目で集まった食品の一部を、認定NPO法人 フードバンクセカンドハーベスト沖縄*2をとおして、子どもの貧困が深刻な問題となっている沖縄県のひとり親世帯に届けました。

*1 1回目は東京・大阪・福岡エクスペリエンス センターで、2回目は東京エクスペリエンス センターでの実施。
*2 2007年沖縄県に設立したフードバンク。2010年よりNPO法人として認定。

 

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告6

 

食事と学びを届ける支援

Kids Café(キッズカフェ)

 

2017年に2HJが運営する子ども食堂「Kids Café」の創設を支援し、同年より運営をサポートしています。2023年は延べ419名の子どもたちが利用しました。
金・土の週2日間運営し、食事の提供と共に学習支援や支援企業と連携した体験・交流プログラムなどを実施することで、子どもたちの成長を応援するコミュニティスペースとしての役割をもつ場所となっています。

(2023年度寄付金額 300万円)

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告7

 

リーダー・イン・ミーを通じた教育支援

一般社団法人The Global Leadership Impact Fund Japanが取り組む学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」の導入支援を2016年度より継続。すべての子どもはリーダーになれるという方針のもと、『7つの習慣®』のフレームワークに基づき、自分で考え主体的に行動するリーダーシップを学校全体で育成するものです。2023年度は東日本大震災の被災地である宮城県・福島県の公立小学校4校への導入支援を開始し、計14校4,977名の子どもたちへプログラム*3 を実施しました。
※2016年度からの導入支援累計は34校、13,379名となりました。

(2023年度寄付金額 1,800万円)
【累計寄付金額(2016年~2023年)1億4,294万4,014円】

*3 1校ごとに3年間のプログラムを支援。

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告8

 

マラウイ共和国へ農業教育支援

2007年に開始したSAFI*4では、何世代にもわたって家族が自立できるように、農業の生産性を高めるための知識や技術を指導。このSAFIのノウハウを活用し、多くの村に効率的に広めるプロジェクトを行っています。2023年度は203の農家が技術を学び、累計10,188の農家に広がりました。家族が経済的に豊かになることでマラウイの子どもたちが食事をすることができ、学校に通える環境をつくることを目指した長期的な取り組みによって、多くの家族の自立を支援しました。

(2023年度寄付金額 451万4,071円)

*4 スクール オブ アグリカルチャー フォー ファミリー インディペンデンスの略(家族の自立を支援する農業学校)。ここでは近隣の村から約35の家族が選ばれ、学校に通い、農業経営、灌漑、栄養、畜産など、さまざまな農業分野について学びます。

 

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告9

 

 

【サステナビリティ(持続可能な環境)への取り組み】

大切な地球のために、「Planet(地球)」「Product(製品)」「People(人々)」の観点からサステナビリティの向上を目指し、「Force for Green~みどりの地球が未来へつながる力となる」という想いと共に活動しています。

 

 

空き容器リサイクル活動

資源循環の仕組みづくりに取り組むテラサイクルジャパン合同会社と協力し、ニュースキン製品の使用済み空き容器を回収する「Force for Greenリサイクル プログラム」。2021年より、エクスペリエンス センターと本社オフィスで実施しています。2023年の1年間に、合計で約12,516.94キログラム 、311,909個の容器が回収できました。
また、回収した空き容器の一部を活用し、子どもたちの学びに役に立つペンケースと鉛筆キャップ(5個セット)を計4,000 セット作成し、6月に開催した「キッツ フォー キッズ」や12月に開催した「クリスマス ギフト プラン」をとおして被災地の子どもたちに届けました。
※2021年7月~2023年12月の累計回収容器は約32,454.64キロ、808,806個となりました。

(2023年度活動費用 4,443万5,192円)
【累計活動費用(2021年7月~2023年)9,620万8,799円】

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告10

 

霧多布湿原の保全活動

認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストへ、霧多布湿原の保全活動や環境教育活動への支援として200万円を寄付しました。湿原保全活動を普及する拠点である「やちぼうずカフェ(インフォメーションカフェ)」の維持管理、地域の環境教育活動など、さまざまな活動に役立てられました。また、開業30周年を記念して、霧多布湿原の隣接地に新設された「霧多布湿原ニュースキンの森」で植樹プロジェクトを開始。8月18日には計33名の会員と社員が、サクラやシラカバ、ハルニレ、ミズナラ、イチョウ、オニグルミ、イタヤカエデの計44本の苗木を植えました。

(2023年度寄付金額 200万円)
【累計寄付金額(2000年~2023年)5,680万円】

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金2023年度 活動報告11