<Press Release>

2023年9月1日

 

ニュースキンジャパン株式会社
「霧多布湿原ニュースキンの森」植樹プロジェクト始動
霧多布湿原ナショナルトラストへ 200万円を寄付

 

ニュースキンジャパン株式会社は、サステナビリティ(持続可能な環境)への取り組み*の一環として、認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストへ、霧多布湿原の保全活動や環境教育活動への支援として200万円を寄付しました。また、開業 30 周年を記念して、霧多布湿原の隣接地に新設された「霧多布湿原ニュースキンの森」で植樹プロジェクトを開始。8月18日には計33名の会員と社員が、サクラやシラカバ、ハルニレ、ミズナラ、イチョウ、オニグルミ、イタヤカエデの計44本の苗木を植えました。

霧多布湿原ナショナルトラストは1986年(当時「霧多布湿原ファンクラブ」)より、自然と共生する暮らしや町づくりを目指し、湿原がもつ豊かさや価値を多くの人々に伝えて「身近な自然を未来の子どもたちへ引き継ぐこと」をミッションとして活動を行っています。ニュースキンジャパンは、湿原の素晴らしい自然を保護する必要性とその活動趣旨に賛同し、2000年より支援を継続しています。今回の寄付により累計寄付金額は5,680万円となりました。
今回の寄付金は「霧多布湿原ニュースキンの森」での植樹活動のほか、湿原の魅力を伝え、湿原保全活動を普及する拠点である「やちぼうずカフェ(インフォメーションカフェ)」の維持管理、地域の環境教育活動など、さまざまな活動に役立てられています。

始動した「霧多布湿原ニュースキンの森」植樹プロジェクトは、霧多布湿原の生態系を健全な状態で維持するために欠かせない、水源となる森をつくるための活動です。ニュースキンの森が新設されたのは、昭和の時代に地元の漁師が漁業で使われる道具や燃料となる木材を伐採するために所有し、現在は役目を終えて放置されていた森林跡地で、ここをあらゆる世代の力を合わせながら時間をかけて回復させることで、霧多布湿原とその周辺を維持管理する一環としての大切な役割を担うものと考えています。
※ニュースキンの森は「ワシの巣の森」と呼ばれるエリアで実施。ここは、天然記念物のオジロワシが夕方になると帰る場所のひとつといわれています。

ニュースキンジャパンは、これからも子どもたちの笑顔と大切な地球のためのサポートを実施してまいります。

 

植樹プロジェクトを開始

 

*ニュースキンは、創業当時から掲げる「Force for Good~人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づき、世界中で社会貢献活動を続けています。特に大切な地球や子どもたちの明るい将来のために、「Planet(地球)」「Product(製品)」「People(人々)」の観点からサステナビリティの向上を目指し、今できることと、未来へつながることに取り組んでいます。霧多布湿原の保全活動のほか、2021年からは、新たに掲げる「Force for Green~みどりの地球が未来へつながる力となる」の想いと共に、空き容器リサイクル プログラムを実施しています。

「サステナビリティへの取り組み」の詳細については Web ページをご覧ください。

URL:https://www.nuskincsr.jp/sustainability/

 

 

 

霧多布湿原ナショナルトラストについて:

霧多布湿原は北海道厚岸郡浜中町の辺りに位置する湿原で、東京都の渋谷区が2つ入る広さがあります。高山植物や特別天然記念物のタンチョウ、エゾシカをはじめとする野生の生き物たちが、人の生活のすぐそばで生息しています。湿原の3分の1である1,200ヘクタールが民有地で、自然豊かな環境が開発の危険性にさらされていることから、民有地を買って保全し、未来の子どもたちへ残すナショナルトラスト活動を実施しています。1,200ヘクタールのうち、買い取り保全地、借地、浜中町との湿原景観保全協定地を含めると1,073ヘクタールの湿原を保全することができています(2022年9月30日現在)。 近年は、森や水源部の保全や産業で使われていた土地を湿原に戻していく湿原再生事業にも取り組んでいます。

http://www.kiritappu.or.jp/

 

霧多布湿原保全状況