<NEWS Release>

2016年10月5日

 

ニュースキンジャパン株式会社
日本初のフードバンクによる生活困窮者支援用調理施設を支援
~子どもやひとり親世帯などの生活困窮者へお弁当を~

日本初のフードバンクによる生活困窮者支援用調理施設を支援

サポート企業・団体によるテープカット

 

 

 

ニュースキンジャパン株式会社は、セカンドハーベスト・ジャパン(事務所所在地:東京都台東区、理事長:マクジルトン・チャールズ)の、日本で初めてとなるフードバンクによる生活困窮者支援用調理施設(セントラルキッチン*1) 創設を支援します。新施設「ハーベストセントラルキッチン」は、2016年10月5日(水)にオープンしました。

 

セカンドハーベスト・ジャパンが運営する「ハーベストセントラルキッチン」は、寄付された食材を管理栄養士が中心となり栄養バランスのとれた食事に調理し、子どもやひとり親世帯などの生活困窮者を継続してサポートしていくものです。現在、日本では約6人に1人が貧困状態にあるといわれ、約230万人が栄養のある食事を十分にとれておらず、特にひとり親家庭の子どもの貧困率は 過去最悪となっています。

「ハーベストセントラルキッチン」では、2016年末には毎週700食、2018年には毎週1,200食以上を継続して提供することを目標にしています。また、東京都足立区と連携し、ひとり親世帯や学習支援施設にお弁当や軽食などを週3回提供するなど、新たな支援プロジェクトを開始していきます。

 

ニュースキンジャパンは、セカンドハーベスト・ジャパンへ2006年から継続的な支援を行い、これまでの寄付は2億7,336万円(2016年9月末時点)にのぼります。現在、児童養護施設や母子家庭で暮らす7,000人の子どもたちへ食糧を届けるため毎月150万円の寄付を行うと共にボランティア活動を実施しています。そしてサポート開始から10年を迎える今年、One for Smiles*2のスタートにより新たに「ハーベストセントラルキッチン」を支援するなど、子どもたちを笑顔にするための活動を強化し共に取り組んでいきます。

 

*1 大量の調理を1ヵ所で行うことのできる大型調理施設です。

*2 2016年1月、全製品の売上利益の1%を社会貢献活動に役立てるため、One for Smilesをスタート。ニュースキン製品一つひとつが、子どもたちの笑顔をつくっていきます。

2HJ マクジルトン・チャールズ理事長と小林社長

2HJ マクジルトン・チャールズ理事長と小林社長

 

東京都千代田区のビル1階部分66.10㎡のスペースに誕生。
厨房施設や更衣室などで構成され、保健所の営業許可を取得した独立したキッチン機能をもつ。

東京都千代田区のビル1階部分
66.10㎡のスペースに誕生。

厨房施設や更衣室などで構成され、
保健所の営業許可を取得した
独立したキッチン機能をもつ。

 


「ハーベストセントラルキッチン」の
新たな4つのプロジェクト

1.企業や農家、個人から寄付された食材を管理栄養士が調理した美味しく栄養のある食事を2016年末には毎週700食、2018年には毎週1,200食以上を継続して提供することを目標とする。

 

2.東京都足立区と連携し、ひとり親世帯や学習支援施設にお弁当や軽食などを週3回提供。これにより約70人の子どもが、栄養バランスのとれた食事を継続的に食べることが可能になる。

 

3.子どもが食べ物のことや基本的な料理の仕方、栄養について楽しみながら学べる「クッキングスクール」を開催。講師にはホテルのシェフや料理教室の先生を予定。

 

4.低所得世帯にとって、給食がない休みの間の昼食は金銭的負担が大きくなるため、行政や自治体が支援する施設やコミュニティ センターなどで食事の提供を実施する「休みの食事プロジェクト」を開始。

 

 

 

 

「ハーベストセントラルキッチン」の新たな4つのプロジェクト

 

■セカンドハーベスト・ジャパン

 

日本で最初のフードバンク団体です。食品企業・農家・個人などから品質には問題がないが市場では販売できない食品を引き取り、必要としている困窮者の方々へ無償で届ける「フードバンク」活動を行っています。2002年の活動開始時の食品取扱高は30トンでしたが、2015年12月末時点での取扱高は1,767トンとなりました。東日本大震災が発生した2011年度の数字を福祉貢献度(=これらの食品を無償でなく購入した場合の金額換算)に置き換えると10.1億円にも及び、この巨額の出費をセカンドハーベスト・ジャパンの活動で節約できたこととなります。

https://www.2hj.org/